新しい地域に引っ越しや家を新築するとき、「町内会長・自治会長に挨拶をした方がいいのかどうか?」って悩みますよね。
今回は現役の町内会長であるヒラリが、挨拶をする場合の手土産やタイミング、「どういったときには町内会長・自治会長に挨拶が必要ないか」についてまとめました。
町内会長・自治会長の住んでいる場所や電話番号の調べ方についてもお伝えしています。

このページの内容について、みなさんの町内会・自治会の情報を募集しています。詳細は「町内会・自治会の情報募集」をご覧ください。
町内会長・自治会長に引っ越しや新築の挨拶をする場合


新しい地域への引っ越しや家の新築したとき、町内会長・自治会長への挨拶についてお伝えします。
町内会・自治会の入会の窓口が「町内会長・自治会長か?」「班長・組長か?」によっても異なります。
町内会長・自治会長への挨拶は必要かどうか?
町内会長・自治会長だけではなく、基本的に日常生活において挨拶はしないより、した方がいいです。
挨拶されて嫌な気持ちになる人はいませんし、挨拶した人も気持ちがいいものです。
町内会・自治会に入る意志があり、戸建て住宅や分譲マンションに住む場合は、地域の人と長い付き合いになりますので、町内会長・自治会長への挨拶は「絶対に必要」ではありませんが「挨拶をしないよりは、挨拶をした方がいい」です。
町内会長・自治会長に挨拶にいったときに、町内会・自治会への質問や入会、ゴミ捨て場の場所や使い方などについて、お話ししてみてください。
町内会長・自治会長からの印象を気にする必要はありませんが、引っ越しの挨拶に行くと印象はかなりよくなります。
これは町内会長・自治会長ということだけではなく、引越した先の周辺に住んでいる人への挨拶も同じです。最初に1度だけでも挨拶をしておくと、次から気楽に挨拶ができますよ。



ヒラリの町内に新しい人が引っ越してくることはあまりありませんが、引越して来た人が、ヒラリの家にわざわざ挨拶に来てくれたことが何度かあります。
町内会・自治会の入会窓口が町内会長・自治会長でない場合は?


町内会・自治会の入会の窓口が班長・組長になっている場合、町内会長・自治会長に引っ越しの挨拶をしていないまま、町内会・自治会に入ることになります。
「町内会・自治会に引っ越しの挨拶をしていないけどどうしよう」と思うかもしれませんが、町内会長・自治会長は、班長・組長から受け取った入会申込書で、内容(存在)を把握しています。
そのため、町内会長・自治会長にわざわざ挨拶をしなくても大丈夫です。
ただ、町内会長・自治会長への挨拶が気になったり、時間的な余裕がある人は、散歩のついでに挨拶してみてください。



ヒラリの町内会では、引っ越してきた人の対応は町内会長ではなく、組長の役目となっています。
そのため、「新しく引っ越してきた人の名前はわかるけど、顔がわからない」という状態になりますが、町内会や学区のイベントのとき、同じ組の人に「新しく引っ越してきた人って誰ですか?」と確認して、ヒラリから挨拶に行くことがあります。
町内会長・自治会長への引っ越しや新築の挨拶はいつがいい?
町内会長・自治会長への挨拶ですが、一番いいのは新しい地域に引っ越しをしたり、家を新築してからすぐです。
ただ、忙しい毎日の中、わざわざ時間を作って町内会長・自治会長に挨拶に行くのは大変なので、ご近所さんに挨拶に行くついでに、町内会長・自治会長の家に行くと時間が有効に使えます。
町内会長・自治会長が不在の場合
町内会長・自治会長の家に行っても不在の場合、挨拶のために何度も足を運ぶのは大変なので、散歩など出かけるついでに寄ってみることをおすすめします。
「引っ越ししたら町内会長・自治会長に最初に挨拶に行くべき」ということはありませんので、自分のタイミングで気が向いたら行くという気軽な感じでいいと思います。
町内会長・自治会長の不在が続く場合は、電話や手紙で挨拶するだけでも印象が違います。
引っ越しや新築の挨拶で手土産は必要?


町内会長・自治会長に、引っ越しや新築の挨拶に行くとき、「手土産はないよりは、あった方がいい」です。
手土産がなくても全く問題ありませんが、何か渡せるものがあると挨拶に行きやすいと思います。
ただ、町内会長・自治会長に特別な手土産を準備するのではなく、ご近所さんに引っ越しお挨拶をするときに渡すものと同じで大丈夫です。
金額としては、500円~1,000円ぐらいの渡す側も受け取った側も、負担にならない手土産がおすすめです。
のし紙もご近所さんに渡すものと同じで問題ありません。



ヒラリの場合、手土産がなくても、挨拶だけで大歓迎です。
今までの経験では、ヒラリが町内会長・自治会長になって以降、新しく町内に引っ越してきた人からもらった手土産は、トイレットペーパー、お米、ラップ、タオルなどがあります。
町内会長・自治会長に引っ越しや新築の挨拶が必要ない場合


新しい地域に引っ越ししたり、家を新築したときでも、町内会長・自治会長に挨拶をする必要がない場合について、お伝えします。
町内会・自治会に入る意志がない
町内会長・自治会長は、町内会・自治会のリーダーです。
町内会長・自治会長に挨拶に行くということは、町内会・自治会に入ることを前提としていて、挨拶に行ったときにまず間違いなく町内会・自治会の話が出ます。
町内会・自治会の案内だけのところもあれば、積極的に勧誘するところもあります。



ヒラリが町内会長をしている町内に引っ越してきた人が、ヒラリの家に挨拶に来てくれるとき、ヒラリも町内会のお話をしながら、町内会の案内と入会申込書をお渡ししています。
そのため、町内会・自治会に入るつもりがない人は、「町内会長・自治会長に挨拶に行かない(行く必要がない)」ということでいいと思います。
以下のページで、町内会・自治会に入らないデメリットとメリットをまとめていますので、町内会・自治会について気になる人は見てください。


賃貸住宅に引っ越す場合は挨拶をしない人がほとんど


賃貸住宅(アパートやマンション)の場合、町内会・自治会に入ったとしても、町内会・自治会の班長・組長の役割やイベントの手伝いなどをする必要がないことがあります。
大手の管理会社が管理している賃貸住宅の場合、町内会・自治会への入会を義務としていて、管理会社が毎月の家賃と一緒に町内会費・自治会費を集金(銀行口座からの引き落としやクレジットカード)し、それを町内会・自治会に振込しているところもあります。
こういった場合は賃貸アパートに引っ越してきた人が、町内会長・自治会長に挨拶に行くことはほとんどありません。
市営や都営、県営などの団地の場合は、それぞれが1つの自治会になっていることもありますので、町内会・自治会に入る意志があるなら、町内会長・自治会長に挨拶に行くとその後の人間関係もやりやすくなります。



ヒラリの町内にある賃貸住宅のほとんどが管理会社を通じて、町内会に町内会費が支払われていますので、賃貸住宅に引越して来た人が町内会長であるヒラリの家に挨拶に来られたことは、一度もありません。
町内会長・自治会長の調べ方


新しい地域に引っ越しをするとき、「引っ越した後、町内会長・自治会長に挨拶をしたいけど、どこに住んでいるのかわからない」となるのが普通です。
町内会長・自治会長の調べ方を2つお伝えします。
市区町村に問い合わせる
市区町村によりますが、住んでいる地域の町内会長・自治会長について問い合わせすると主に以下の3つのパターンで町内会長・自治会長と連絡が取れるようになります。
- 町内会長・自治会長の電話番号を教えてくれる。
- 町内会長・自治会長の住所を教えてくれる。
- 町内会長・自治会長から電話をかけてもらうように伝えてくれる。
町内会長・自治会長との連絡だけでなく、「町内会長・自治会長が何歳ぐらいの人か?」「どれぐらい町内会長・自治会長をやっている人か?」などを教えてくれたりします。
中町内会長・自治会長の名前が公式サイトに掲載されている市区町村もありますが、こういったケースは稀なので、直接問い合わせした方がスムーズです。



ヒラリが住んでいる地域では、住民が役所に町内会長・自治会長について問い合わせすると役所の職員から町内会長・自治会長に電話があり、「◯◯という人が◯◯という要件で問い合わせがしたいみたいですが、電話番号を教えてもいいですか?」と連絡をくれます。
近所の人に聞く
ご近所さんに引っ越しの挨拶をしたときに、町内会・自治会や町内会長・自治会長について聞く人もいます。
新しい住宅地の場合は難しいかもしれませんが、すでに家が多くある住宅地に引っ越す場合は、ご近所さんに地域のことを聞きながら、ついでに町内会長・自治会長についても教えてもらうのが、スムーズです。



ヒラリの町内会では引っ越してきた人の対応は組長が行いますが、組長が挨拶に行く前に、ご近所さんからヒラリの家を教えてもらって、挨拶に来てくれる人もいます。
この記事のまとめ
今回は、新しい地域に引っ越しや家を新築するときに「町内会長・自治会長への挨拶は必要かどうか?」について、お伝えしました。
町内会・自治会に入る場合は、町内会長・自治会長に挨拶した方が、いろいろとスムーズに進みます。
ヒラリは、挨拶には手土産は必要ないと思いますが、もし手土産を準備する場合の金額は、500円~1,000円がおすすめです。
ただ、町内会・自治会に入る予定がない場合は、町内会・自治会のリーダーである町内会長・自治会長への挨拶は必要ありません。
町内会長・自治会長の家や連絡先は、市区町村の窓口に問い合わせたり、ご近所さんに聞くと教えてくれます。



このページの内容について、みなさんの町内会・自治会の情報を募集しています。詳細は「町内会・自治会の情報募集」をご覧ください。